最後に行き着くのはこれしかない

 

 

 

こんにちはヒロです。

 

 

年末に話題作の
『マトリックス・レザレクションズ』
を観てきました。

 

 

全3部作を知らないと
理解出来なストーリーだと聞いていたので、
劇場に足を運ぶ前に3部作を復習しました。

 

 

そして3作目の
『マトリックス・レボリューションズ』
に出てきたセリフに心を奪われました。

 

 

「愛はただの言葉。
 大事なのはその言葉の表す関係です。」

 

 

これは
愛が理解できないはずのプログラムが
主人公のネオに言うセリフです。

 

 

心を持っていないプログラムだからこそ
真理を言い得ているように見えます。

 

 

以前見た時には、
こんなセリフがあったことすら
気付きませんでした。

 

 

当然意味なんてわかっていないし
考えてもいませんでした。

 

 

愛は単なる言葉に過ぎない。

 

 

それ単体では何の意味もありません。

 

 

だから、「愛」という言葉を
軽々しく使うことに大きな抵抗を
感じていました。

 

 

実際、僕の講座では「愛なんてない」
というところからスタートします。

 

 

そう、愛は誰も見たことがないし、
触れることも出来ません。

 

 

確かな理由もなく
「ある」と信じているだけ。

 

 

これは哲学で「神は死んだ」と、
神の存在を徹底的に否定する
のと似ています。

 

 

しかし、哲学は
神の存在を否定して否定して否定したその先で、
やはり神の存在を認めざるを得ない
ところにたどり着きます。

 

 

あらためて気付かされる神の偉大さ……。

 

 

これは盲目的に「神にすがる」
ような行いとは全く違っています。

 

 

頼りにしたり、
自分のために神を使うのではなく、
触れることも近づくことも出来ないが
確かにいて静かに見守ってくれている存在。

 

 

​​神の価値を最大化するための否定。

 

 

神への愛を
より強いものにするための否定。

 

 

 

愛は単なる妄想……。

 

 

そんなものは存在しない。

 

 

しかしいくら否定しても、
そこにはやはり何かがある。

 

 

それはエゴや欲求、怒りなどまるで
無かったかのように消え失せてしまう世界。

 

 

ただあるがままを許し受け入れる。

 

 

もう頑なな思いなど木っ端微塵に吹き飛ぶ。

 

 

全てが感謝と喜びに変わる瞬間。

 

 

やはり、愛はある。

 

 

しかしそれを語った瞬間、
消えてなにか別のものになってしまう。

 

 

すべてのものの背景であり、
ベースでもありながら定義される
ことを許さない。

 

 

それでも最後に行き着くのは
ここであり、ここから出発してもいる。

 

 

結局、世界は
誰を何をどのように愛するのか……。

 

 

それを自分で決めることで成立している。

 

 

2022年は
自分の大切な人たち、価値を愛することで
スタートしていきます。

 

 

 

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