虚無感が教えてくれるもの:中居正広を救いたくないけど救いたい
こんにちはヒロです。
先日『型破りな教室』という映画を
観てきました。
メキシコの映画で、本国では
2023年のNO1ヒットとなった作品です。
地味な演出ですがジワジワと
感動が心に染み入ってきます。
思考停止した子供たちに
自分たちで考えること、
自分たちで答えを見つけること
の楽しさを教えていきます。
最初は思考停止していた子供たちも、
積極性が芽生え感性豊かに成長します。
しかしメキシコの現実は甘くは
ありません。
厳しい現実がありながらも、
自分たちの可能性を信じられる
ようになった子供たち。
それがあれば現実も生きていける
のかもしれません。
そして、本当に変わったのは子供でなく
実は大人の方だったのかもしれません。
今、テレビではどうか分かりませんが、
ネットでは中居正広とフジテレビの
話が熱いです。
この両者は
先ほどの映画の登場人物とは正反対。
物も権力もふんだんに持っているけれど、
大切なものだけない。
そういえば少し前に、
事件当時、中居正広は虚無感を抱えていた
という記事を見ました。
虚無感があるとそれを無くしたくなるのが
人情というもの。
ここで安直な方法を取るのはとても危険です。
簡単に虚無感を消すには、
それを超える大きな刺激があればいい。
虚無感を補うかのような大きな興奮。
中居正広とフジテレビが求めていたものは
まさにこれだったのでしょう。
実際にはフジテレビだけじゃなく
放送業界はこれを求めていたと思いますが……。
結果として大きな事件となり、
さらなる虚無感を作り出すことになりました。
では本当にやらなくてはいけない事は
何でしょう?
それは虚無感とじっくり向き合うことです。
何がこの虚無感を作り出しているのか?
おそらくは
自分に嘘をつき続けてきたことが原因です。
本当は違うって分かっていながら、
本音から目をそらし興奮に身を委ねる。
その繰り返しが
「自分は空っぽだ」と思わせるのです。
案外、自己啓発業界でも
虚無感から逃れるために興奮を求めている人
は多くいます。
私たちに必要なのは、
「どのような自分」も受け入れることです。
興奮はあってもいいのですが、その前に
自分でいることへの安心感が必要です。
安心感があれば興奮はあってもなくても
いいとわかります。
過剰な興奮も求めなくなるでしょう。
映画『型破りな教室』は
血湧き肉躍る映画ではありません。
静かでかすかな感動が湧き上がる映画です。
そういう感覚を大切にしていきたいですね。
オヤジ談義の切り抜き動画では
中居正広の虚無感をどうするかを話しています。
興味ある方は是非ご視聴ください。
ではまた。
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『中居正広を救いたくないけど救いたい』
(5分40秒)
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https://youtu.be/FeaT8ShfPlc
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