幸せにも基礎体力が必要:一過性の心地よさは幸せとは言えない
こんにちはヒロです。
先日セッションでクライアントさんと
話していた時のことです。
その方は感動を大切にしている
とおっしゃっていました。
それは素晴らしい!と思い、
何に感動したのか知りたくなりました。
最近感動したことを教えてください
と思わず聞いてしまいました。
ところが答えが……。
…
…
…
出てこないんです。
もう一度聞いてみると、
ウワァ〜とかホワァ〜とか、
身体に感じる感覚を興奮しながら
話してくれました。
そこでわかったのが、
この方は大切な何かがあるというよりは
気持ちの良い感覚が大切だということです。
感動というのは
興奮している感覚のことだったんですね。
確かに興奮すると気持ちがいいものです。
しかし、これは長くは続きません。
大抵こういった興奮は脳内に
ドーパミンが放出されている状態です。
ドーパミンが放出されると
やる気と活力が湧いてきます。
もっと何かやりたいと思うので
元気にもなるんですね。
その代わり短時間で消えてしまうので
その後は逆に落ち込んでしまう
こともあります。
ドーパミンは私たちに力を与えてくれる
大切な脳内物質ですが、これだけでは
本当の幸せには近づけません。
むしろ遠ざかることが多いんです。
フジテレビが目指していた
「楽しさ」はまさにこのドーパミンの
作用によるものでした。
だから今大変なことになっているわけです。
でもこれ笑ってられないんですよ。
なぜなら私たちも似たようなことを
やってしまうからです。
前述したクライアントさんは
まさにそうでした。
ひたすらドーパミンによる興奮を
求めるのですが、それに振り回される
ご家族とは心の距離が開いていました。
そこでドーパミンではなく、
穏やかだけれどももっと長く続き、
人との繋がりを感じるトレーニングを
することにしました。
脳がドーパミンの刺激に慣れているので、
最初は少し苦労しました。
ですがしばらく続けているうちに
興奮とは違う心地よさを思い出してきました。
面白いことに脳内物質が穏やかになると
表情も変わるんです。
それまではちょっと押しが強くて
ギラギラ感がありました。
しかしトレーニング後は
ギラギラ感はすっかり影を潜め、
穏やかでスッキリとした表情になりました。
きっとご家族も一緒にいて
心地よいと感じるのではないでしょうか。
幸福感と一言で言っても段階が
いくつもあります。
まずベースになるのは
穏やかで長続きする幸福感です。
ドーパミンによる達成感ややる気は
まずはこのベースを整えてからでいいんです。
マラソンに挑戦しようと思って
いきなり本番に挑む人はいませんよね。
まずは体を整える
トレーニングから入るはずです。
私たちの幸福感もそれと同じ。
家族や友人と心で繋がったり、
気持ち良く仕事して成果を上げるには
幸せの基礎体力作りから入りましょう。
大丈夫、私たちは子供の頃
ちゃんとやっていたのですから
大人になった今でもできますよ。
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