なんとなく分かった気になってたけど、本当は…
こんにちは、ヒロです。
早いもので、もう6月ですね。
とはいえ、
この週末はぐっと気温が下がって、
びっくりしました。
5月の中旬には信じられないくらい暑かったのに、
終盤にはまた、信じられないくらい寒くなって。
「気候変動」という言葉を
よく聞くようになって久しいですが、
やっぱりこういう急な変化には、
なかなか慣れないものですね。
さて、今日は「学び方」についてのお話です。
あなたもこんな経験、ありませんか?
- 本を読んだり、講座に参加したときは感動した
- 「これはすごい!」と知識欲が満たされてワクワクした
でも、数日たつと……
「あれ? なんだったっけ?」と内容が思い出せない。
僕は、こういう経験が何度もあります。
でも、あることを意識するようになってから、
学んだことがちゃんと「自分のもの」に
なるようになったんです。
それだけでなく、
学びを実際の行動に活かせるようにも
なってきました。
……と、その前に。
このことを再確認させられた、
最近の出来事をひとつ。
僕が参加しているあるコミュニティの中で、
「ポートレート撮影をしている」と話したところ、
「写真について教えてほしい」と声をかけられました。
今まで、写真を“人に教える”なんて
考えたこともなかったんですが、せっかくの
機会なのでやってみることにしました。
とはいえ、「カメラの設定はこうです」だけを
教えるのは、ちょっと退屈。
どうせなら僕が大切にしてきた、
「写真とは何か?」という本質的なところから
話してみようと思ったんです。
いざ教えようとしてみると、
あることに気づきました。
「……あれ? うまく言葉にできない。」
普段なんとなくやっていたことを、
いざ人に伝えようとすると思っていた以上に
あいまいなままにしていたことが見えてきたんです。
そして、それをちゃんと
説明できるようにするために、
自分の中で言語化して整理していく
作業をしていったところ……
なんと、自分の撮影にも大きな変化が起きました。
これまでよりも、確信を持って
シャッターを切れるようになった。
構図や光の捉え方に、
明確な意図が生まれるようになった。
人に教えるために再構築したはずなのに、
一番深く学んでいたのは、自分自身だったのです。
ここまで読んでくださったあなたなら、
もうお気づきかもしれません。
そう、「最高の学び方」とは
「誰かに教えること」なんです。
これはよく言われることですが、
実際に体験してみると、その意味が
深くわかります。
僕の場合、写真に関してはもともと
ある程度の経験があったけれど、
「教える前提」で学んでいたら、
もっと早く理解が深まっていたと思います。
もしあなたが今、何かを学んでいるなら、
ぜひ「誰かに伝える前提」で学んでみてください。
そして、できれば実際に
誰かに話してみてほしいんです。
「教えるなんてできない」と感じるなら、
ただ「伝える」だけでもいいんです。
完璧じゃなくて大丈夫。
伝えようとするそのプロセスの中で、
あなたの言葉が生まれ、あなた自身の
個性が生きてきます。
そしてなにより、
教えることは、人とのつながりを生むこと
でもあります。
自分の知識や経験を、誰かと分かち合うこと。
それって、人生の中でとても豊かで
大きな喜びになると思うんです。
僕自身が、そんな体験を語っている
オヤジ談義の切り抜き動画があります。
よろしければ、こちらもご覧ください。
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『最高の学び方とは?』
(13分2秒)
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https://youtu.be/zqfgBN9q9uY
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あなたの学びがもっと深く、
もっと豊かになるきっかけになれたら
嬉しいです。