知ってしまったら、もう戻れない──言葉を超えた世界にふれる時間
こんにちは、ヒロです。
先日、
「無意識からの叫びを読み解く研究会」
を開催しました。
今回のテーマは──
「亡くなったセラピストのブログを通して、
癒やし手の“悦びの本質”を問う」
生と死のはざまで書かれた言葉。
その背景にはどんな無意識が隠されていたのか。
その問いに、参加者全員で真摯に向き合いました。
そして、ある参加者はこう綴ってくれました。
「知ってしまったら、もう戻れない世界」
言葉が最上位概念だと思っていた私に、
「言葉すら超えた領域」があることが示され、
この世界の捉え方が根底から
揺さぶられるような感覚でした。
とくに、「自分を満たす」という言葉に
ずっと違和感があった私。
今回、その違和感の正体がはっきりと見えた。
自分のためだけに生きるのではなく、
自分を超えた“価値”に人生を捧げて生きる。
そのことこそが、ブレずに生きる手がかりになる、
そう確信できました。
印象的だったのは、
亡くなったセラピストのブログをもとに、
- なぜ彼女は若くして亡くなったのか?
- 成功の裏で、無意識に起きていたズレは何か?
という問いを、時間をかけて
丁寧に掘り下げていったこと。
“他人の物語”として始まった問いが、
いつの間にか“自分自身”の心に深く響いてくる。
まさに、心を掘り下げていくような作業でした。
今回扱ったのは
「言葉を超えた悦び」という
とても抽象度の高いテーマ。
正直、難しく感じた方もいたかもしれません。
でも、言葉にならなくてもいい。
“分からないけれど、何かが確かに動いた”
という知覚の広がりこそが、
本質的な変化です。
私たちが普段、見過ごしている
「無意識の叫び」。
その声に、今ここから
耳を澄ませてみませんか?
今回の気づきを、
より日常的な形で活かすために7月には
「言語化」をテーマとしたワークショップ
を企画しています。
詳細が決まり次第またお知らせしますので
ぜひ楽しみにお待ちください。
必要な人に届いたら嬉しく思います。