痛みを抱える人に寄り添うことを諦めなかった話

こんにちはヒロです。
ここのところ寒さが続いていますね。
つい油断してしまって、
くしゃみが連続で出るように
なってしまいました。
風邪じゃないといいんですが……。
今日から新しい講座「悟りへの道」
がスタートします。
少し気合を入れて臨みたいと思います。

今週は、あるコミュニティで
映画について語り合うイベントを開催しました。
今回扱った映画は、
2025年のアカデミー作品賞を受賞した
『アノーラ』です。
この作品は、主役がストリッパー
という設定もあり、性的な表現が
かなり多く登場します。
そのため、特に女性の参加者からは
あまり評判が良くなかった印象も
ありました。
正直に言うと、僕自身も決して
得意なジャンルの映画ではありません。
それでもこの映画は、
あえて本能と性欲、お金と権力と職業差別を
真正面から扱うことで、人間の苦しみや
幸せの輪郭を描いているように感じました。
イベントの中では語りきれなかったことを、
少しだけここに書かせてください。
この映画には、
主役のアノーラのほかに
ロシアの大富豪夫妻とその取り巻き、
そしてアノーラと結婚する息子が登場します。
登場人物のほぼ全員が、
自分ではどうにもできない社会的な状況に
縛られながら、その中で必死に
生きています。
本来なら選ばないはずの道を、
選ばざるを得ない場面も出てきます。
だからみんな傷ついている。
そして、それをお金で解決しようとする。
そんな中で、
アノーラと対をなす存在として描かれるのが
イゴールという男性です。
イゴールは、アノーラを拘束・監視する
役回りなのですが、彼は終始、アノーラを
とても優しい眼差しで見ています。
細かな気遣いや配慮が所作から伝わってくる。
それは下心のようなものではなく、
純粋な人に対する優しさに見えました。
イゴールは、ロシア、もしくは
アルメニアからの移民として描かれています。
だから思い通りには生きられない。
十分な教育も受けてこなかったのかもしれません。
だから、汚れ仕事も甘んじて引き受ける。
けれども、自分なりの矜持は失っていない。
「行動は雇われても、魂は売らない」
そんな生き方をしているように感じました。
きっと彼は、
孤独や絶望に打ちひしがれながらも、
前を向いて生きてきたのでしょう。
だからこそ、同じ痛みを抱える
アノーラを気遣わずにはいられなかった
のだと思います。
強がっているけれど本当は脆いアノーラ。
そんな彼女を、
イゴールは最後まで尊厳を持って見守った。
僕自身も、
心に痛みや弱さを抱えている人に、
とことん寄り添えるセラピストでありたい
と思います。
そんな想いを、
オヤジ談義の中でも話していました。
ライブをご覧になっていない方は、
よかったらこちらもご覧ください。
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『それでも寄り添いたい人達がいる』
(6分58秒)
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https://youtu.be/AZnEawXZ-N8
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