かわいさの奥にあるもの

 

 

 

こんにちはヒロです。

 

 

先日、映画を観に行ったら
映画館が驚くほど混んでいました。

 

 

レイトショーだから空いていると
思っていたのですが、
どうやら違ったようです。

 

 

この日は『ちいかわ』の公開初日。

 

 

売店には長蛇の列ができ、
ポスターの前では記念撮影をする
人たちの姿もありました。

 

 

 

 

「ここまで人気なんだ!」

 

 

そう思いながら眺めていました。

 

 

僕は『ちいかわ』を詳しく
知っているわけではありません。

 

 

YouTubeでまとめ動画を少し観た程度です。

 

 

それでも印象に残ったのは
あのかわいらしいキャラクターとは裏腹に
とても残酷な世界が描かれていることでした。

 

 

かわいい。

 

 

なのに、生きることは優しくない。

 

 

むしろ、そのかわいさがあるからこそ
世界の理不尽さや残酷さが際立って見える。

 

 

そんな作品なのだと感じました。

 

 

だからこそ、多くの人の心を
つかんでいるのかもしれません。

 

 

私たちは、本当は
かわいい世界だけで生きていたい。

 

 

でも現実はそうではありません。

 

 

人生には、苦しみも、理不尽さも、
自分ではどうにもならない
出来事もあります。

 

 

だから、かわいいだけの物語では
物足りなくなる。

 

 

その奥にある
「現実」が描かれているからこそ、
人は惹かれるのではないでしょうか。

 

 

面白いことに、この日
僕が観た映画は『オブセッション』でした。

 

 

 

 

『ちいかわ』とはある意味
正反対の作品です。

 

 

かわいさなんて一つもありません。

 

 

目をそらしたくなる
耳をふさぎたくなるような場面も多く
人間の執着や醜さを容赦なく
映し出していきます。

 

 

決して気持ちのいい映画ではありません。

 

 

それでも最後まで目が離せませんでした。

 

 

まだこんな恐怖の見せ方があるのか。

 

 

まだこんな表現ができるのか。

 

 

ビッグバジェットに頼らない
数々の工夫にも驚かされました。

 

 

そして、ふと気づいたんです。

 

 

『ちいかわ』と『オブセッション』は
描き方はまったく違う。

 

 

でも、見つめているものは
似ているのではないか、と。

 

 

それは、人間の醜さです。

 

 

かわいいキャラクターを通して描くか。

 

 

誇張された人間性を通して描くか。

 

 

方法は違っても、どちらも
「人間とはどんな存在なのか」
を問いかけています。

 

 

人は美しいものに惹かれる性質があります。

 

 

でも、本当に心を動かされるには
美しさだけでは足りないのかもしれません。

 

 

自分の中にもある弱さや醜さを
映し出されたとき、
人は思わず目をそらしたくなる。

 

 

それでも
その作品から目が離せなくなる。

 

 

もしかすると、それが
芸術の力なのかもしれません。

 

 

人間の醜さから
目をそらさずに見つめたとき
人はほんの少しだけ美しくなれる。

 

 

そんなことを考えた夜でした。

 

 

 

P.S.

 

自分の醜さと向き合ってみるショート動画です。

 

よろしければご覧ください。

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
『相手のためは自分を守る詭弁』
(56秒)
 ⇣ ⇣ ⇣
https://youtube.com/shorts/xbzNi82-bHM
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

 

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