人はひとりで苦しんでいるわけじゃない

こんにちはヒロです。
先日、都内で
突然の大雨に遭いました。
傘を持っていなかったうえに
撮影機材もたくさん持っていたので、
「これは参ったな……」
と思いました。
ところが同じ場所にいた方が
折りたたみ傘を貸してくれたんです。
「私は近くだし、タクシーを拾えばいいので」
そう言って、僕に傘を渡してくれました。
この後に用事があったので
本当に助かりました。
数年前の僕だったら、「いや、大丈夫です」
と遠慮していたんじゃないかと思います。
人に迷惑をかけたくない。
世話になるのも気が引ける。
そんな思いが強かったからです。
今は素直に「ありがとうございます」
と受け取れる自分を少し嬉しく
思いました。

先日、友人と
会食していた時のことです。
90代のお父様が暮らしている
マンションから電話がかかってきました。
食堂で「臭いが気になる」と
指摘されたというのですが、
友人が心配していたのは、
お父様の認知機能の変化でした。
親の老いはやっぱりショックなものです。
僕自身も、母が脳内出血を起こした後
まるで別人になってしまったように
感じたことがあります。
「なんとか元に戻ってほしい」
そう願って必死になっていました。
父や兄はどこか諦めていて
腹立たしく感じたこともありました。
でも今振り返るとあのときの僕は
怒っていたというより、
とても心細かったんだと思います。
母を失いかけている喪失感。
それを誰にも分かってもらえない
ような孤立感。
そんな心細さが
怒りになっていたのかもしれません。

でも、時の経過とともに気づきました。
僕と同じ経験ではなくても
似たような痛みを抱えている人は
たくさんいるということ。
親の老いに戸惑う人、
大切な人の変化に悲しむ人、
どうしていいかわからず怒りを感じる人。
僕だけが苦しいわけではなかった。
そう気づいたとき
気持ちがフッと楽になりました。
悲しみが消えたわけじゃありません。
母が変わったわけでもありません。
それでも痛みを受け入れるとことで
痛みは痛みでなくなり、
前へ進むことが出来るようになりました。
人は苦しんでいるとき
「自分だけが苦しい、間違っている」
と思いやすいもの。
そんな時、
「わたしも似た経験があるよ」
「それはつらかったね」
そんな言葉を交わすだけで
「自分だけじゃなかったんだ」
と思えるものです。

もし今、
「自分だけが苦しい」
「誰にも分かってもらえない」
そんなふうに感じているなら
その思いを、誰かと少し話してみませんか。
そんな時間をつくりたくて
ワークショップを開催します。
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〜本当の理解者と出会うワークショップ〜』
9月5日(土)20:00〜
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自分のことを話す。
誰かの話を聴く。
その小さな対話から、
「自分だけではなかった」
と気づけるかも知れません。
もし必要な時間だと感じたら
ぜひご一緒ください。
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