苦境のときにこそ問われる真価
こんにちはヒロです。
先週末に今年のF1グランプリが
すべて終了しました。
まれに見る劇的な幕切れでした。
1年間の長い戦いの末、
7度のチャンピオンに輝いた
ルイス/ハミルトンは8度目の
タイトルを獲る目前でした。
しかし残りあと1周というところで
逆転されてしまいます。
しかもその逆転は運営上の問題により、
著しく公平性を欠くものでした。
新記録となる8回目のチャンピオンが
手の中から滑り落ちたのです。
その落胆ぶりはいかほどだったのか……。
正直言うと個人的にハミルトンは
好きではありませんでした。
しかし、レース終了後に
ハミルトンが見せた態度には
とても感銘を受けました。
本当はとても悔しいでしょうし、
運営に文句だって言いたかったでしょう。
数分前までは、どうやっても自分が
勝つはずだったわけですから。
しかし、
そんな悔しさや無念さを抑えながら、
勝ったライバル選手を祝福していました。
数年前のハミルトンであれば、
不貞腐れてインタビューに
まともに答えなかったり、
表彰式をすっぽかすことも
あり得たと思います。
しかし、この日に
ハミルトンが見せた態度は
偉大なチャンピオンに相応しい
ものでした。
その瞬間に沸き起こってくる
感情は一旦横に置き、自分を超える
レースという価値に敬意を評した
のだと勝手に推察しています。
レーサーとしての能力だけでなく、
人としての有り様を示したハミルトンは、
きっと僕のようなアンチの心も
たくさん掴んだことでしょう。
そして、レースに負けて落胆する
ハミルトンに真っ先に近づき声をかけたのが
4回チャンピオンのセバスチャン・ベッテル。
ベッテルは僕のお気に入りの選手ですが、
いつも必ず気落ちしている選手に
声をかけます。
こういう目立たないけれど、
人間のことを深く理解している
行動が好きです。
このあたり、
人生の光と影を味わってきたからこその
対応なのでしょう。
こういう姿を見るとグッくるし、
人が持つ美しさに感動すら覚えます。
人は苦境に陥った時こそ真価が問われます。
勝者がたった一人しかいない厳しい世界。
「思えば叶う、望みは全て叶う」
などという言葉は絵空事でしかない世界でこそ、
本当の人間性が磨かれるのかも知れません。
苦境の中にこそ本当の光が存在すると
僕は信じています。
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