知らないとヤバイ!ボッチだからこその価値『孤独の真実』

 

 

 

こんにちはヒロです。

 

 

本当に暑い日が続きますね。

 

 

水分補給を忘れずに
この暑さを乗り切りましょう。

 

 

昨日、宮崎駿監督の最新作
『君たちはどう生きるか』
を見てきました。

 

 

正直言うと
宮崎駿氏は監督としては素晴らしいのですが
思想や人間性があまり好きではありません。

 

 

ですので今回の作品は
スルーするつもりでいました。

 

 

ところが評判を聞くと
「意味が全くわからない」という意見が多い。

 

 

子供からも「変わった作品らしいよ」
と教えられ、俄然興味が湧いてきました。

 

 

そこで子供と連れ立って、
映画館へ行ってきました。

 

 

夏休みのため
映画館は子供で溢れていました。

 

 

肝心の映画はどうだったのか?

 

 

結論から言うと、
とても素晴らしい作品でした。

 

 

じわじわと来る感動で
エンドロールが終わっても
涙が溢れてくるくらいでした。

 

 

それは子供も同じだったようで、
親子で赤い目をしながら映画館を後にするのは
ちょっと気恥ずかしく、早足で立ち去りました。

 

 

映画の意味は分かったのか?と言うと……

 

 

僕ら親子には十分伝わりました。

 

 

逆に普通に話が進んでいくので
その点では肩透かしでした。

 

 

なぜ意味がわからない
という意見が多いのか。

 

 

この話、確かにゴールも答えも
明示されていません。

 

 

決まった答えを書き込む
試験勉強に慣らされている現代人には
居心地が悪いのかもしれません。

 

 

この映画の表現はとても抽象的で
無意識を描いています。

 

 

普段、意識はできないけれど
常に私たちを支配する
社会通念や思い込み、感情。

 

 

宮崎駿監督はそれらを
幻想と現実という世界を通して
描いています。

 

 

そして個人的には
好きになれなかった宮崎駿氏の思想。

 

 

映画の最後では
その思想が転換したように思える
場面がありました。

 

 

そこには自己矛盾への
許しと受容があったように思えます。

 

 

僕が言うにはあまりにも不遜ですが、
あの年齢で思想を変えたり
新しい作風に挑戦できるのは本当にすごい。

 

 

さすが日本屈指のクリエイターです。

 

 

『君たちはどう生きるか』は
理解しがたい作品かもしれませんが、
デタラメではありません。

 

 

抽象的で行間を読ませる構造に
なっているだけです。

 

 

だからこそ深く染み入る感動が
沸き起こる。

このような作品は批判も多く
孤独な創作活動だと思いますが、
質の高い作品をぜひ作り続けて
欲しいと思います。

 

 

 

 

さて、前置きが長くなりすぎましたが
今日のテーマは「孤独」に関してです。

 

 

孤独と言うと大抵の人は嫌いますよね。

 

 

誰だって孤独でいたいとは
思わないはずです。

 

 

ちなみに僕は人が苦手だったので
幼い頃から孤独が好きと言い張っていました。

 

 

そうでも言っていないと
自分を納得させられなかったからです。

 

 

しかしそれもある年齢までで、
思春期を迎えた頃から孤独が
耐えられなくなってきました。

 

 

きっと誰もが多かれ少なかれ
孤独の辛さを味わったことがありますよね。

 

 

孤独を解消するには
人と会って一緒にいることです。

 

 

しかし本当に人と一緒にいると
孤独は解消されるでしょうか。

 

 

いいえ、されません。

 

 

なぜなら、人はそもそも
孤独な存在だからです。

 

 

友達が多くて人に囲まれている人も
心の片隅では孤独を感じているものです。

 

 

むしろいつも人に囲まれている人の方が、
孤独感が強い場合もあります。

 

 

私は孤独ではないと主張する人も同じです。

 

 

なぜ人間は孤独な存在なのでしょうか?

 

 

それはあり方を考えてもよくわかります。

 

 

人は生まれた時も死ぬ時もたった一人です。

 

 

死ぬ時にそばにいることはできますが、
一緒に死んであげることはできません。

 

 

仮に同じタイミングで死んだとしても、
死そのものの体験が同じとは限らないですし。

 

 

私たちの日常での体験も同じです。

 

 

同じものを食べたとしても
人によって全く違う味覚があります。

 

 

辛いものを美味しいと感じる人もいれば、
苦手だという人もいます。

 

 

同じものを食べていれば
辛さそのものは変わらないはずですが
違う体験をしています。

 

 

色も同じです。

 

 

例えば青を見た時に、
誰もが青を青だと認識することができます。

 

 

しかし僕が青だと認識している色と、
あなたが青だと認識している人が同じだと
どうして言えるでしょうか?

 

 

もしかすると全く違うものを
同じだと認識しているのかもしれませんが、
それを確認する方法はありません。

 

 

つまり私たちはどんな体験をしたとしても
それは孤独でしかないのです。

 

 

孤独から逃れることは出来ないので
ただ受け入れるしかない。

 

 

私たちは誰もが孤独な存在なのですから。

 

 

そして孤独だからこそわかることもあります。

 

 

私たちは同じものを見ても
それぞれ違った体験をしています。

 

 

ということは私たちは完全に
ユニークでオリジナルな存在だということ。

 

 

私たちは孤独であるからこそ
独自の世界を持っているのです。

 

 

だからこそ私たちは一人一人が存在する
意味があるのです。

 

 

人は他人と同じでいたいという思いと同時に
違う存在でいたいと願っています。

 

 

私たちは孤独だからこそ
独自で特別な存在でいられるんですね。

 

 

動画でも孤独の真実について
お話ししていますのでぜひご覧ください。

 

 

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『知らないとヤバイ!
 ボッチだからこその価値
 「孤独の真実」』
(7分20秒)

 ⇣ ⇣ ⇣

https://youtu.be/4JYdnfBm6Cs
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