写経で分かった体験でしか得られないこと

 

 

 

こんにちはヒロです。

 

 

京都1Dayリトリート無事終了しました。

 

 

参加いただいた皆様、
そして全ての手配をしてくださった
鯨井いづみさん
ありがとうございました。

 

 

初めてお会いする方、久々の方、
そしてオンラインでは何年も知っていたけど、
リアルでは初対面の方もいらして、
あっという間の楽しい時間でした。

 

 

少しはしゃぎすぎてしまい、
レンズを落とすという大失態も
犯してしまいました(T_T)

 

 

遠足に来た小学生みたいだとも言われ、
久々に無意識は幼稚園児くらいだったと
思い出しました(笑)

 

 

そしてやはり
京都という場所が特別でした。

 

 

街並みや紅葉が美しく、
神奈川にいては見られないもの
ばかりでした。

 

 

 

 

紅葉は少し枯れ始めているのも
情緒があってまた良かったです。

 

 

そういえば湯豆腐の席では
好きな季節と性格の関連性も話題に。

 

 

春や夏が好きという方もいれば、
僕のように秋冬が好き
という人もいます。

 

 

それぞれの季節にあった
性格をしてるなぁと思いました。

 

 

春夏が好きな方はやはり、
満開の紅葉が好みのようです。

 

 

そして僕にとって最も
気づきがあったのはやはり写経でした。

 

 

 

 

参加してくださった方々も
それぞれが独自の学びを得ていました。

 

 

目的を決めて集中しながら
筆を進める行為の中に
自分との一体感を感じた方も
いらっしゃいました。

 

 

また雑念が次々と出てきて
集中できない自分を発見した方も
いました。

 

 

そんな方もやっているうちに
慣れてきて楽しくなってきたところで
終わってしまったそうです。

 

 

 

 

禅寺の中で行われる写経は
厳かな雰囲気があるのと同時に、
観光ビジネス化された匂いも
感じさせます。

 

 

相反するカオスな雰囲気も面白い。

 

 

それでもやはり
お寺に来て写経すると自然と
身も心も引き締まるもの。

 

 

担当の方が写経のやり方を説明
してくださいます。

 

 

僕は説明を聞きながらも
写経してるところを撮影しよう!と
そもそも雑念ばかりでのスタート。

 

 

写経中も、参加者さんを伺いながら
こそっと写真を撮っていました。

 

 

そんな雑念ばかりの中でも
気づいたことがあります。

 

 

写経がスタートした頃は、
下書きのお手本をなぞることに
懸命になっていました。

 

 

丁寧に丁寧になぞろうとする。

 

 

これはかなり
ストレスのたまる作業でした。

 

 

そして数行書いてみて
あまりの下手くそさに嫌に
なってきました。

 

 

本当に雑念ばかりです。

 

 

ここでふと気づいたのです。

 

 

あれ、何で僕は下書きを
なぞろうとしているのだろう?

 

 

下書きと全く同じように
正しくやろうとしてないか?

 

 

そもそも説明されたことに
無自覚に従おうとしてなかったか?

 

 

そんな疑問が湧いてきました。

 

 

そこで思考を切り替えて、
下書きの文字を認識したら
実際に書く文字は自分の字で
書くことにしました。

 

 

すると写経が一気に
面白くなってきました。

 

 

この生涯で一度も
書いたことがないような漢字も、
自分なりに美しく書く。

 

 

より繊細でダイナミックに、
なんならちょっとぐらい
枠からはみ出したって構わない。

 

 

そんなマインドでやると
実に気持ちがいい。

 

 

写し取るスピードも
どんどんアップしていきました。

 

 

これが正しい写経なのかどうかは
分かりません。

 

 

しかしそんなことはどうでも
いいのです。

 

 

そもそも心の内側で起きていることは
誰にも分かりません。

 

 

写経という体験を通して
自分なりの学びを得るしかないのです。

 

 

今回得た教訓、
秩序の中で独自性を発揮する。

 

 

秩序は基本、必要です。

 

 

秩序がなければ
そこからはみ出すことも
独自性を発揮することも
できないからです。

 

 

秩序に心も体も縛られるのもよし、
秩序を知りながら自分なりに
はみ出して生きるのもよし。

 

 

定まったルールの中で
各々が独自の解釈をして独自の
学びを得ていく。

 

 

こうした懐の深さこそ
西洋文明に欠けている東洋の
深遠なる魅力です。

 

 

これは東洋思想のほんの一部の
魅力でしかないのかもしれません。

 

 

今回の経験を生かして、東洋的視点から

自分を簡単に整える方法

を思いつきました。

 

 

近いうちに皆様にもご案内しますので
楽しみにしていてくださいね。

 

 

ではまた。

 

 

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