かつて夢中になったことを思い出そう

 

 

 

こんにちはヒロです。

 

 

『哀れなるものたち』という
映画を観てきました。

 

 

なんという映画でしょう!

 

 

序盤は50年代の
B級ホラー映画風のモノクロ。

 

 

後半は鮮やかすぎて
毒々しいくらいの色の濃さで
話は進む。

 

 

魚眼や超広角レンズが多用され、
まるでミニチュアかのような
異世界観が視界を歪める。

 

 

ストーリーは醜悪にして鮮烈。

 

 

おぞましくて美しい。

 

 

下品でいながら清らか。

 

 

獣のようなむき出しの本能を
見つめる冷静な視点。

 

 

落ちれば落ちるほど、
果敢に挑めば挑むほど美に近づく。

 

 

ゾクッとするような美しい刃で
人間の本質を残酷にえぐりだす。

 

 

最後に残るのは全てを超えた人間性。

 

 

そんな目眩のするような映画でした。

 

 

 

 

さて今日は

「夢中になれるほど
 好きだったことを思い出そう」

というお話です。

 

 

 

あなたは寝食を忘れて
夢中になれるほど好きな事って
ありますか?

 

 

これがない人って多いんですよね。

 

 

僕も一時期、
自分には好きなものなんてない
と自分を哀れんでいました。

 

 

 

クライアントさんの多くも、
好きな事ってよくわからない
という人が多いんです。

 

 

先日のクライアントさんも
そんな1人でした。

 

 

何をしても情熱が湧いてこない。

 

 

生きている張りがないし、
何をするにも「やらなくては」と
張り詰めていて苦しいと。

 

 

話している内に、
この方が子供の頃バイオリンを
習っていたことがわかりました。

 

 

かなり上手だったようですが、
親の指導が厳しすぎて
やめてしまったとのこと。

 

 

今では全く音楽にも興味が
ないそうです。

 

 

しかし、話をしている内に
親御さんに対するネガティブな感情を
バイオリンにも向けていたことが
わかりました。

 

 

バイオリンを見ると
親の厳しい指導を思い出すので
嫌だったんですね。

 

 

親に対する感情を処理したら
「好き」を思い出しはじめました。

 

 

私たちは
「本当は好きだったこと」
をいろんな理由をつけて忘れて
しまうんですね。

 

 

その方が都合がいいことも
あるからです。

 

 

そして、本音では
そのことを悲しんでもいるんです。

 

 

だって「好き」は
あなたそのものなのですから。

 

 

あなたにも本当は好きだった
ことがあるはず。

 

 

あなたが純粋だった頃、
何の理由もなく無意識に好きだったこと
はなんですか?

 

 

あなたがかつて好きだったことを
思い出しましょう。

 

 

そしてそれを好きだったと
自分のために認めましょう。

 

 

ではまた。

 

 

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