悟った人の意外な特徴
こんにちはヒロです。
先日、東京美学倶楽部の
研修会がありました。
悟った者同士の
一見、意味不明に見える
言葉の応酬に隠された意味を読み解く。
読み解くと言うと正解があるように
感じてしまいますね。
曖昧なマウントの取り合いの
その奥にある心の交流を味わう
感じでしょうか。
この研修会を通して
悟った人の実態が浮き彫りに
なってきました。
それは意外なものかもしれません。
ところであなたは
悟りに興味ありますか？
意外と興味のない人が多いんですね。
現代人は忙しいので
目の前のことの方が大切なのかも
しれないですね。
僕は自分が
悟れるほどの器だとは思っていませんし、
そこまで欲を捨てきれない
とも思っています。
しかし「悟りとは何か」は
知りたいと強く強く願っています。
少し前のことになりますが
数人でお茶をしていた時に
こんなやり取りがありました。
僕は床屋が苦手です。
あれこれ希望を言うのが気恥ずかしい。
だからかも知れませんが、
希望がなかなか伝わらない。
例えばもみあげ。
普通にしてくださいと伝えたら、
できませんと言われてしまった。
髭を剃る時に上まで剃りすぎていて
もみあげがないのだとか。
それならお任せしますので
できる範囲でお願いしますと
伝えました。
右側を切って左側に回った時、
また同じことを言われました。
いや、だからお任せするって
言ってるじゃないですか！
だいたい右側はもう切ってるんだから
左側も同じにすればいいじゃん！
と内心少しイラッとしました。
そしたら同席していた人が、
悟りを目指しているのにそんなことで
イライラするんだと言われました。
その時僕は、悟った人って
イライラしないのだろうかと
疑問に思いました。
「僕は聖人君子を目指してる
わけじゃないですよ」
とその場では答えておきました。
世間一般では悟った人と
聖人君子が混じっているのかなと
感じています。
話は美学倶楽部の研修会に飛びます。
最終的に悟った人ってこうだよ
という結論が伝えられるのですが、
意外だと感じる人も多いのでは。
悟った人というのは……
…
…
…
どんどん普通になっていく
ということでした。
そうなんですね。
悟った人というのは
自分には欲も感情もあると
認めている。
だからマウントを
取るようなこともするんですね。
ただその目的が
我欲を満たすことではないのが
違うところ。
欲や感情に
飲み込まれるようなことは
ないんですね。
この話を聞いて、
僕が悟りに抱いていたイメージは
それほど遠くなかったと安堵しました。
なんとなくですが、
今、世界を覆っているのは
いかに良い人に見られるか
という他人目線の意識。
なんとか自分を良い人に見せようと
必死に自分を隠す。
もしくは
欲や感情に飲み込まれてしまい
自分も世界も見えなくなって
しまっている。
それがあまりにも
当たり前になってしまっていて、
そうなっていることすら
もうわからないのかも。
だからおかしいことも
おかしいと言えないし、
自分を守ることも大切にすることも
出来なくなっているんじゃないか
と思います。
でもね、きっと多くの人が
なんかおかしいって気づいてる
と思うんです。
でも何がおかしいか
わからないから、必死に我慢するか、
欲や感情に身を委ねて
一時的な快楽を貪ってしまうのかな……。
もうそろそろ「普通」に戻っても
いい時期が来てるんじゃないかな
と思います。
追伸
オヤジ談義からの切り取りです。
1週間前の世界女性デーに
関してのお話。
いつか「普通」になって
世界女性デーが無くてもいい日が
来るといいなと思っています。
そして物欲丸出しな自分を
晒してしまいました（笑）
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『世界女性デー：
第34回大人になれないオヤジの
シンリ探求談義』
（26分49秒）
⇣ ⇣ ⇣
https://youtu.be/U2rQQMJF5RM
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